2学年主任・弓道部顧問(福田先生より) 皆さんおはようございます。3月6日から続けてきた皆さんへのメッセージも今日が最後になります。何かできることはないかなと思い始めてきましたが、皆さんに力を送ることよりも、逆に皆さんから力をもらってきた3ヶ月だったように思います。クラスの生徒に電話をする度に元気な声で「元気ですよ!」「早く学校に行きたいです」と話をしてくれたり、保護者の方からも「先生もお体気をつけてください」と温かい声をかけていただいてきました。弓道部の3年生にも最後の試合がなくなり辛い中に「自分の次の目標に向けて頑張ります、今までありがとうございました。」と言葉を貰ったときには涙が止まりませんでした。先日、2年生の学年集会でもお話をしましたが、休校期間の中で皆さんが元気に過ごせたことは本当に感謝すべき事だと思っています。家族の支え、友人の支え、先生の支え、見えないところで私たちを支えてくれた人々、色々な人の支援があってこそ今があります。今後は私たちを支えてくれた人のためにも私たちが一生懸命取り組んでいくことが恩返しなのかなとも思っています。「感謝」の気持ちを伝えられるように励んでいきましょう。
この休校期間は私にとってもはとても辛い期間でした。昨年度の卒業生の最後の卒業式を短縮し在校生のいない卒業を迎えねばならなかったこと、クラスマッチを行いクラスの絆を深め最後のホームルームを迎えられなかったこと、3ヶ月もの期間授業や部活動が行えなかったこと、新入生を迎えるに当たり盛大な入学式を行えなかったこと、4月の学年行事を行えなかったこと、3ヶ月もの期間皆さんに会えなかったこと、何より部活動で3年生の努力の成果を披露する場面を作れずに引退させてしまったこと、失ったことや時間を考えると涙が止まりません。先日の学年集会の中で校長先生からの言葉を聞きながらこの3ヶ月を振り返っていました。校長先生からの言葉に
“ さあ、これからです。過ぎ去った時間を取り戻すことはできません。しかし、未来は自分たちの手でどんな風にでも描いていくことができます。これまで約3カ月の間にできなかったことを、みんなで協力して、ここから作り上げていきましょう! ”
と話がありました。過去を振り返り悔やむことも必要だと私は思います。ですが、悔やんだり悲観したりするだけでは前には進めないのだと改めて思いました。この3ヶ月という期間で体験したことはこれからの未来の糧にしていかなければならないのだと。だからこそ、今後学校が再開される中で少しずつ取り戻していこうと決意しました。皆さんがまた笑顔で過ごせる日常を創るためにも、皆さんの力を借りながら力を合わせて顔晴っていきましょう!力を貸してください。私一人の力では何もできません。ですが皆さんの力があれば無限の力になると私は思っています。この記事のスローガンでもある「OneTeam福高!」を形にしていくときだと思っています。そして命を守る行動をともに取っていきましょう。
最後に、本当に3ヶ月間読んでもらいありがとうございました。明日からは学校で皆さんにメッセージを届けていきます。
本当にありがとうございました。 そして、これからもよろしくお願いします。
2学年主任・弓道部顧問 福田 洋 |