総合ビジネス科の三年生5名が日本商工会議所主催簿記検定2級に合格しました。 今回合格した簿記検定とは、生徒が普段受験している全国商業高等学校協会主催の簿記検定とは違い、一般の方も受験する日本商工会議所主催の簿記検定試験です。2級の内容は、高度な商業簿記・工業簿記を取得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ、適切な処理や分析を行うために求められるレベルの難易度で、高校生でもなかなか合格が難しい検定試験になります。今回の合格は、インターネットを利用したネット試験での合格でした。 【合格した5名の生徒】 今回合格した5名の生徒にインタビュー形式で話を聞きました。 ●日商簿記に合格して ①受験するにあたってどんな勉強をしたか ②これから日商簿記検定を受ける人へ
①まず、仕訳を完璧にしました。1問につき4点の配点のため、点数を落とさないように心がけました。そして、解く順番も1,4,5,2,3というように考えました。基礎をしっかりと理解して、模擬問題に取り組み、そこで、自分が間違いやすい問題を知り、何度も解きました。 ②ある程度、知識を身に付けてから挑戦したほうがいいと思います。単に先生に勧められたからだけで受けても受からないから、本当に合格したいなら勉強を積んだうえで臨んでほしいです。 堤 紀香(黒木中学校出身)
①一冊の問題集を、やる気があるときに集中して解きました。 ②たくさんの問題集を解くより一冊の問題集を完璧にするほうが大事です。苦手な問題を作らずに、まんべんなく勉強してください。がんばれ! 山下 沙弥(黒木中学校出身)
①まずは、日頃の授業をきちんと聞いて日商簿記を解く上での基礎をつくりました。自宅学習の時間や放課後などに模擬問題を解き、まずは正解か不正解かではなく、問題をしっかり理解するようにしました。 ②難しい検定なのでこれまでの検定よりしっかり勉強したほうが良いと思います。 松尾 賢史郎(広川中学校出身)
①3つの問題集を使って、全て2~3回通り解きました。わからないところをそのままにせず、わかるまで調べたり聞いたりしました。 ②合格するのが大変で多くの努力と知識が必要とされる検定だと思うので頑張ってください。 冨安 咲花(西中学校出身)
①模擬問題を解きました。自分の苦手な問題を中心に解きました。 ②わからなかった問題をわかるようになるまで繰り返し解いて、解けない問題を少しずつなくしていくことが大切です。普段の授業から理解できるように努力してください。 熊本 慎之助(福島中学校出身)
作成者:杉山千春(福島中学校出身) |